造作工程
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない 自然素材の健康住宅
造作工程 ■玄関上り框(あがりかまち)と式台
玄関でご家族の皆様や大切なお客様をお迎えする玄関の上り框と式台には、桜の無垢材を使用しています。
■先を見越した細やかな施工
正岡工務店ではいつまでも断熱材がずれ落ち無いように、横板と縦板を組み合わせて細かく張り巡らせ断熱材を押さえ込み、隙間ができないよう配慮した施工で断熱材のずれ落ちを防止しています。
■フローリング張りの下地
これはフローリング張りの廊下の下地部分です。根太(ねだ)と呼ばれています。廊下の角の部分はこのように放射線状になっているのです。
■しっかりとした梁と柱
梁を支える四寸(12㎝×12㎝)、3.3m長の柱。丈夫さと力強さを兼ね備え、広々とした天井空間を演出しています。
また、通常土壁の場合に施される「貫(ぬき)入れ工法」を土壁を付けない場合にも施し、耐震性に強い施工を行っています。梁は6.5間(13m)もある一本物の特注材を使用しています。堂々とした安定感と信頼感が伝わってきます。
■土壁塗りの下地の様子
土壁を塗る前の下地の様子です。
天井高は2.9mを確保しています。この写真から広々とした空間が感じ取れると思います。
■縁側の床仕上げ
縁側は桧材の無垢板を使用し、素材本来の温かさと自然な美しさが伝わる無塗装張りで仕上げています。
■廊下の施工の様子
縁側同様、もちろん廊下にも無塗装の桧材無垢板を使用しています。廊下が90°に曲がっている所の床下の根太はこの様に放射線状になっているのは前述の通りですが、この上に無塗装の桧材無垢板を丁寧に敷いていきます。石畳張りで収めます。
■廊下の床仕上げ
仕上がりです。(敷居との段差を無くし、人に優しいバリアフリーになっています。)石畳張り。
■台所の様子 その1
システムキッチン取付けの下地張りの様子です。水回りの壁面には湿気に弱い合板は一切使用せず、湿気に強い無垢材の杉板張りです。(一般に多く使用される合板は施工は簡単ですが、湿気に弱く水回りには不向きです。)窓枠も合板などの既製品は一切使用せず、こだわりの無垢材桧板を使用しています。
■台所の様子 その2
壁は左官塗り仕上げです。下地塗り、土壁の中塗り、仕上げ塗りと三段階に分けて塗り、壁厚18㎜~20㎜の厚さを確保して呼吸するようにしています。
(簡単な施工方法としては、石膏ボードの上に仕上げ材をじかに塗り、壁厚は2㎜~3㎜程度です。)
■洗面脱衣所の様子
床は無垢材の杉板下地で生コンクリート打ちによるタイル張り仕上げです。
壁と天井は無垢材の桧板張り無塗装仕上げです。額縁、見切り材も同様の仕上げで妥協は一切ありません。
浴室からの湿気を吸収し、無垢材による暖かみが感じられます。床のタイル張りは冬足元が冷えるのですが、お風呂の出入りや洗濯機・洗面台の使用による水分が原因で発生する床の傷みを防いでいます。(床の腐朽によるリフォームの心配がありません!)
■押入れの様子
床、壁、天井すべてに無塗装の無垢材の桧板張りで仕上げています。見えない所にも手抜きや、雑な仕事は一切許さない『正岡工務店の家造りの心』が見て頂けると思います。
家は一体です。すべてが一つとなって、呼吸し、家は生きていくのです。
百年経っても安心して住める家造りには、こうした一つ一つの妥協の無い仕事の積み重ねが必要不可欠なのです。
■間仕切りの吊り束の様子
座敷と次の間との間仕切りは、二間(3940㎜)空いています。
間仕切りはその構造上、年数と共に屋根の重さや木材の重量で数ミリ程度下がる可能性があります。
そこで、ボルトで吊り上げて調整ができるようにな仕組みに工夫しています。(襖が動きにくくなった時に簡単に修理ができるようになっています。)
■大黒柱の様子
大きな梁を支える大黒柱に鴨居を取付けていって、部屋の間仕切りができていきます。
■屋根裏の様子
大きく長い梁は天井板に隠れて人目には付きませんが、屋根の重量や風や地震などから家を守ってくれています。
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