7年前のリフォーム

愛媛県新居浜市 I 様邸 愛媛県新居浜市 I 様邸 【リフォーム工事】 ・屋外のトイレを屋内に移設し水洗化を行う ◎築78年 木造2階建 和風仕上げ
◎柱 長さ:1階 4m・2階 3m/太さ:3寸5分角(105mm)
◎1間 6尺5寸(1970mm)


築71年で大規模なリフォーム工事 在、I様邸は築78年。
7年前に大規模なリフォーム工事を行いました。 Re_09_01_24.jpg
今回はリフォームから7年を経過したI様邸を訪ね、現在の状況をレポートします。 築71年でのリフォームの内容は以下のとおりです。
  • ・外部の木製建具をサッシに入れ替え
  • ・屋根瓦の日本瓦を釉薬瓦に葺き替え
  • ・腰板の張替え(杉板)
  • ・外壁の塗り替え
  • ・内部の床の張替え(15mm厚の杉板を釘で止めただけの簡単なもの)
  • ・1階和室の天井板の張替え(杉板のムク材に隙間ができてゴミが落ちるため)
  • ・台所の床、壁、天井の張替え
■ 塀取り付けの様子 畑と駐車場との仕切りに穴を掘り、柱を立てるという簡単な方法で塀を取り付けました。
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張り方に少し工夫をしています。
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■ す戸の様子 細い板を少しづつ隙間を空けて張って作られた、新築当初から使っている引き戸です。
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最近では古い家も少なくなり、あまり見かけることがなくなったものの一つです。
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■ 部屋の間仕切りの様子

天井板の張替えと化粧壁の塗り替えを行いました。

ご覧のように「差し物」という大きな木材が入っています。 この「差し物」が、2階の重量を支え、筋交いの役目も果たしています。
従って、「差し物」が入っている家では「筋交い」が入っていません。

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■  2階の廊下の様子 廊下板は新築当初から使用している節有りの桧材です。長い年月を積み重ねた風合いが感じられます。
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また、紙張り障子戸の建具も、新築当初からのものを大切に使い続けています。
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2階廊下の天井は、ムク材の杉板張りで仕上げられています。
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■ 階段の様子 階段も新築当初からの桧材ムク板を使用し、壁は漆喰仕上げです。
長年の使用のため、昇り降りの際に音が出ます。 また、板の材質が判別できないほど黒くなり、歴史の重みを感じさせるツヤを発しています。
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■ 部屋の間仕切りの様子 建具で仕切っただけの簡単な造り。 建具を外せば部屋が広くなるように工夫をしています。
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