内装工程
愛媛県新居浜市 K.M 様邸
【2008年05月完成】
在来工法 木造平屋建 和風仕上
◎下地材にベニヤ板(合板)・コーキング(外壁)は一切使用していません
◎構造材や下地材は、ムク材を使用(桧・杉・米松材)
◎大黒柱 桧1尺角(30cm) 6m
◎柱 桧5寸角(15cm) 3.3m、桧4寸角(12cm) 3.3m、3m
◎土壁付
◎1間 6尺3寸(1910mm)
◎薪ストーブ
内装工程 ■土壁が乾燥した様子
■床下地、床束取り付けの様子
桧 105mm角の芯持ち材を、防腐剤に3分以上漬け込んでから取り付けます。
床の浮き上がり防止のために基礎から金物で固定します。
■根太掛け取り付けの様子
釘で留めるだけではなく、基礎から突っ張りをして全体に下がらないようにしています。
■根太組の様子
根太には、桧材 60mmタイコを使用しています。 年輪が綺麗に丸く、育ちの良い桧材を使用します。
また、白蟻駆除・防止の処理を行います。床下地の全てと、外壁下地の土台より1mの高さまで白蟻の予防処理を行います。
■玄関上り框(かまち)取り付けの様子
■敷居取り付けの様子
フローリング側にはアリで切り込み、湿気などによる収縮が発生しても元に戻り、隙間ができません。
■フローリング張りの様子
■床養生の様子
■敷居、鴨居を美しく仕上げる技と道具
■腰板張りの様子
壁の傷み防止と部屋のデザイン性を考慮し、腰板張りで仕上げました。
■和室 天井の様子
和室の天井は、竿縁(さおぶち)の上に板を張る竿縁天井です。
■和室 床の間の様子
床の間が仕上がりました。あとは長押(なげし)をおさめて完成です。
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◎下地材にベニヤ板(合板)・コーキング(外壁)は一切使用していません
◎構造材や下地材は、ムク材を使用(桧・杉・米松材)
◎大黒柱 桧1尺角(30cm) 6m
◎柱 桧5寸角(15cm) 3.3m、桧4寸角(12cm) 3.3m、3m
◎土壁付
◎1間 6尺3寸(1910mm)
◎薪ストーブ
内装工程 ■土壁が乾燥した様子
土壁が乾燥したので、造作にかかります。
■床下地、床束取り付けの様子
桧 105mm角の芯持ち材を、防腐剤に3分以上漬け込んでから取り付けます。
床の浮き上がり防止のために基礎から金物で固定します。
■根太掛け取り付けの様子
釘で留めるだけではなく、基礎から突っ張りをして全体に下がらないようにしています。
■根太組の様子
根太には、桧材 60mmタイコを使用しています。 年輪が綺麗に丸く、育ちの良い桧材を使用します。
また、白蟻駆除・防止の処理を行います。床下地の全てと、外壁下地の土台より1mの高さまで白蟻の予防処理を行います。
■玄関上り框(かまち)取り付けの様子
長さ3mのタモ材を使用しています。
手鉋(かんな)で仕上げて取り付けます。
柱に切り込みを入れて、釘を使用せずに固定して取り付けます。
巾の広い材木は、釘で固定してしまうと、割れてしまうのです。
■敷居取り付けの様子
フローリング側にはアリで切り込み、湿気などによる収縮が発生しても元に戻り、隙間ができません。
■フローリング張りの様子
サクラ材 15mm厚 ムク板のフローリングです。
フローリングや下地には、木材を自然呼吸させるために断熱材は一切使用しません。
こちらのフローリングは節有桧材 15mm厚 ムク板を使用しています。
■床養生の様子
フローリング張りが出来上がると、後工程の作業からフローリング表面への傷みを防ぐためにシートを張り、ベニヤ板で保護します。
■敷居、鴨居を美しく仕上げる技と道具
定盤をかけて、敷居や鴨居を美しく仕上げるために、内法(うちのり)を取り付けていきます。
【内法】とは
敷居の上面から鴨居の下面までの長さのこと。
大工の技と道具による手作業で、機械では難しい微妙な調整を行っていきます。
■腰板張りの様子
壁の傷み防止と部屋のデザイン性を考慮し、腰板張りで仕上げました。
■和室 天井の様子
和室の天井は、竿縁(さおぶち)の上に板を張る竿縁天井です。
天井裏の様子。
吊ツカの様子です。
二間飛ばした間仕切りは、年数が経過すると少しずつ自らの重みでどうしても全体に下がってしまいます。そこで、経年変化にも対応できるように、ボルトなどで簡単に手直しできるよう、メンテナンスを考慮した施工を行います。
■和室 床の間の様子
床柱 花梨 150mm角 ムク板
床の間が仕上がりました。あとは長押(なげし)をおさめて完成です。
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